あるがままの心

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権利を探して 16

雨上がりの光輝く青空の下
手足を血に染めた青年は泣き叫ぶ

それは言葉にならない叫びであり
その涙は失望に溢れていた

―民族が何だというのだ―
―瞳の色が何だというのだ―
―人種が 肌の色が 何だというのだ ―
―どちらの方が優れているなどと誰が決めた―

それは誰にも聞こえない平和への悲痛な叫びだった
―彼の意識が消える間際―
一かけがその声を聞きつけたかのように近づいてきたことろで―
彼の意識は途絶えた…


そして―彼は手足を失った


「肌の色
 考えの違い
 それがどうしたというのだ」

それでも民衆に向かって今も尚―呼びかけている

この声が途絶えるない限り―彼は叫び続けるだろう

たとえ人種が同じであろうとも世界に同じ人は誰一人としていない
たとえ似ていても―同じということはない

同じ人種であっても―同じ国に住もうとも
家族であったとしても―人はそれぞれ違うのだ

人権とはその違いを認め合うことだ
自由とは自らが此処に生き―他者が此処に生きる権利を指すのだ

考えや人種の違いで迫害される人が存在するなら
争いに勝利したとしても―其処に本当に平和は存在するのか

平和を願わない人はいない
愛する人の幸せを願わない人もいない
平和とは全ての命の尊厳が守れられることのはずだ

老人は声を張り上げる

今ほど人権が力によって踏み躙られ
そしてこれほどまでに人間同士が殺し合う時代はない

それと同時にこれほどまでに平和が求められ
そして繋がりを人々が求める時代もまたない

立ち上がれ―民よ
考える時が来たのだ

立ち上がれ―民よ
自らの道を歩む時が来たのだ

闘いとは―敵を倒すだけを指すのではない
明日を守るために―闘いとは存在する

平和とは自らの手で生み出すことも―壊すこともできるもの

老人は謳い続ける―声が涸れるまで―命が尽きるまで

平和を

愛を

権利を

人が人として生きることの尊厳を



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  1. 2014/08/02(土) 17:20:29|
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